『麹菌のゲノム情報を活用した有用タンパク質の高生産』五味 勝也(東北大学)

麹菌ゲノム研究の重要性

  • 発酵
  • 有用酵素生産
    • 組み替えによる有用タンパク生産宿主
  • 毒性のある近縁種との比較も有用性が

a.oryzae genome

  • 30% more
  • many metabolic gene

overview of response-transcribe-translation

  • 液体培養から固体培養に切り替え
  • 酵素生産に関する転写印紙

ライブラリーの作成と関与転写因子の探索

  • KO(KD)とoverexpression

転写因子

  • 経路得意的転写因子
    • Zn2Cys6 350

でんぷん分解酵素生産制御パスウェイ

  • パスウェイの穴をいっぱい埋めた
  • サブパスウェイも使ってるようだ!

高生産株のスクリーニング

細胞壁分解に関与する酵素と転写因子

XInR高発現によりupreglatedな酵素

ヘミセルロース分解産物の代謝パスウェイと転写因子

糸状菌における異種タンパク質生産虜の改善戦略

  • 収量を落とす要因

プロテアーゼ多重破壊株による、ウシキモシンの分泌生産

麹菌のプロテアーゼ

  • プロテアーゼの系統樹に現れるタンパクが、近縁種に比べて麹菌は2倍ある!

PrtR(プロテアーゼの転写因子)

  • AmyRに近いクラスタ
    • でんぷん分解酵素クラスタに有るだと! (なぜソレがすごい事なのかメモり損ねました><)
  • こっちはKO。

PrtR破壊株のアレイによる発現解析

  • 二重破壊株の固体培養によるリパーゼ生産
    • 導入する個数を増やしてやると、さらに増えた

QA

  • おいしいお酒につながる?!
    • 条件が多くて、まだ一般かは難しい
  • ボトルネックはどこ?
    • 今研究中! もう一回酵母で、タンパク構造的な事柄を見ているところ。様々な基盤的な研究が必要。ちょっと構造を変えたら翻訳されやすくなったりもするので...

『病原性大腸菌のゲノム研究:進化・多様化メカニズムと研究成果の社会への還元』林 哲也(宮崎大学

マイナーなのも読むし、重要なのは菌株を増やして行く、メタゲノム

菌種多様性

  • 株の違いと性状の違い

病原性大腸菌のゲノム

腸管出血性大腸菌

    • 志賀毒素
    • さらに合併症を

o157とK12の比較ゲノム

  • 病原性関連遺伝子は、ファージ、プロファージ上にある、移動しかねない

外来性病原遺伝子の獲得による進化

エフェクター

  • 宿主細胞に産生物質を打ち込む!
  • 40種位!

o157菌株間でのゲノムの多様性

whole genome PCR scanning

  • 0157と境株の比較
  • ファージのところは、すごく変異が大きい
  • 他のミューテーションは?
    • トランスポゾンが入ったり出たり、に由来と推測

ファージの近傍に、ISが多い

応用!

黒色のトランスポゾン(ISxxx)は、挿入箇所のバリアントが多い。

マルチプレックスPCRによる、迅速同定システム

toyoboさんからのキット

他のEHECとの比較

  • 症例数

ゲノムが読まれた大腸菌系統樹

  • キレイに保存されてる遺伝子で系統樹
  • ところが、持ってる遺伝子リストの系統樹は全然違う

ファージによる平行進化

  • ファージがエフェクターを運んでいる
  • lee領域で複雑性
  • プラスミドの上には同じような遺伝子が乗っているのだけど、配列が全然似ていない!

進化系統樹

平行進化!

血清の型

  • 患者から得られた血清が結構違う

QA

-

    • 牛では病原性がない。直腸付近に要る
    • 平行進化の理由は分からない
  • クロストーク
    • 転写因子も入ってきてる。
  • ファージに取ってはメリットが有るのか>ファージがインジェクタ、病原遺伝子持ってる
    • ファージにとっては単なるアクセサリで、インジェクタが付いてても普通にファージとして働いている。進化的なメリットは分からない。